体外受精について

日本ではこれが初の例であったが、海外ではすでに同じような事例があり、父親と認められている。しかし医療問題に詳しい光石忠敬弁護士は「現実に生まれた子どもの人権に配慮するべきだ」と言う。そのうえで「死んだ夫の同意があったかどうかが問題。生まれてくる子どもは、できる限り父母によって養育される権利がある。今回のケースは夫が不慮の死などではなく、最初からいないことが分かっていることから倫理上の問題が生じると思う」と指摘する。(毎日新聞2002/6/26)ケースバイケースで議論が進められると共に画一した法の制定が早急に求められる。

2体外受精

様々な方法があるが、結論から言えば、一度女性の体内から卵子を取り出し、試験管内で受精卵にし、再度女性の身体に受精卵を戻して妊娠させる方法。

GIFT法:一般には簡易体外受精と呼ばれ、体外に取り出した卵子と精子を混ぜるだけで、受精を確認せずに母体に戻す。技術も設備もない民間病院でも行え、また自然の生理に近く妊娠率が高いとされている。ただし、卵管が両方ふさがっている場合は使用できない。